プラセンタ療法
胎盤のことをプラセンタといいます。プラセンタは受精卵を約10ヶ月で60兆個の細胞まで増殖させていくと同時に、各種臓器や器官を作り上げていきます。そのためプラセンタにはタンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸、種々の酵素、種々の細胞増殖因子、サイトカインなど多くの栄養成分が総合的に含まれています。
3大栄養素である「タンパク質・脂質・糖質」はもちろんのこと「ミネラル・ビタミン・酸素」などの生命維持に必要なものを多く含んでいるため、体の弱った部分の細胞を活性化して本来の健康な状態に戻す手助けをしてくれます。現在では更年期障害、肝機能障害、乳汁分泌不全の治療薬として保険適応が認められていますが、効能として、①免疫力の強化②炎症の抑制③血行を良くする④代謝の改善⑤自然治癒力を高める⑥自律神経のバランスを整えるなどの作用が上げられます。また美容的にもお肌のハリ・つや・シミ・しわ改善などのアンチエイジングにも大きな効果があるとされています。
使用する注射用アンプルは人間の胎盤から抽出されたもので安心してお使い頂けます。当診療所では全て皮下注射です。点滴などによる静脈投与は行っていません。
初診料(初回のみ指導料として) | 2,160円(税込) |
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プラセンタ注射 1A | 1,100円(税込) |
プラセンタ注射 2A | 2,200円(税込) |
※2回目以降は注射のみの料金です。
※初回は血液検査(貧血、肝機能、腎機能、脂質代謝、糖代謝)をお勧めしております。〈2,160円(税込)〉
保険適応のもの | 更年期障害、乳汁分泌不全、肝機能改善 |
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保険適応外 |
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副作用
投与方法が皮下注射ですので接種部位の疼痛、発赤、腫脹を認めることがありますが個人差があります。
また、薬品全般に言える副作用としてアレルギー反応がありますが、プラセンタ注射に特に多いということはなく発生頻度は他の薬剤と差がありません。
大きな問題になったとの報告はありません。
投与量・投与回数
初回は1アンプルの投与となります。2回目以降は病状、目的に応じて1週間に1~3回投与します。
その他
平成18年10月10日から、厚生労働省の指示により、ヒト由来プラセンタ製剤を注射された方の献血は控えるようにとの指導を受けています。